Ball-RW

LionTeX

1. はじめに

このページでは、Mac OS X v10.7 Lionに日本語文書が書けるTeXを新規にインストールする手順を紹介します。

その他のインストールについては「TeXで日本語文書作成」をご覧ください。

このページで構成するTeX関連の環境は小川 弘和 さんが配布されている「Drag & Drop UpTeX」を中心としています。現在、別の配布物である「TeX Live」への移行が主流となっておりますが、このページでは軽量かつインストールが簡便な「Drag & Drop UpTeX」を使用しています。

2. 注意

このページで紹介するすべてのソフト・ファイル等のダウンロード、インストール、操作等は自己責任で行ってください。このページに基づいて操作等を行い損害が発生した場合も、執筆者は責任を負いません。

3. アプリケーション

ここでは、私が作成したアプリケーション「Ball Installation Assistant」を使用して、TeX関連のアプリケーションをインストールします。Ball Installation Assistantはこれまで手作業で行われてきたいくつかの作業を自動化します。どのような作業が自動化されているかについては「すべての機能」をご覧ください。

まずは「Ball Installation Assistant」をダウンロードします。以下のリンクをクリックしてください。

「Ball_Installation_Assistant_0_2.dmg」をダウンロード

入手したファイル「Ball_Installation_Assistant_0_2.dmg」を開きます。しばらくするとフォルダ「Ball Installation Assistant」の中身が表示されます。(現れない場合は画面下端のドックにある「Finder」をクリックしてください。)その中の「Ball Installation Assistant.app」を開いてください。

Ball Installation Assistantが起動したら、ウィンドウ右下にあるボタン「選択した項目をインストール」をクリックしてください。これでインストールが開始され、ボタンが「キャンセル」に変わります。

インストールが完了に近づくと動かなくなったように見えることがありますが、そのままでお待ちください。ボタンが「選択した項目をインストール」に戻ったら、インストールは完了です。Ball Installation Assistantを終了し、「Ball_Installation_Assistant_0_2.dmg」をゴミ箱に移動してください。(後日、インストールする場合には、改めて最新版のBall Installation Assistantを入手してください。)

4. テスト

ここではインストールが正しく完了しているかを確認します。「test.tex」をクリックして私が作成した確認用ファイル「test.tex」をダウンロードしてください。

ダウンロードが完了したら、「test.tex」をダブルクリックして開きます。TeXShopが起動して、書類が開かれるはずです。

(別のソフトで開いてしまう場合は、一度、「test.tex」をドック等にあるTeXShopにドラッグアンドドロップして開いてください。その後「test.tex」をクリックして選択し、メニューバーの「ファイル」をクリックして「情報を見る」をクリックします。すると「test.texの情報」ウィンドウが表示されます。その中の「アプリケーションで開く」の三角形をクリックして、表示されるポップアップボタンから「TeXShop.app」を選択して、その下の「すべてを変更...」ボタンをクリックします。「test.texの情報ウィンドウ」を閉じて、もう一度「test.tex」をダブルクリックしてください。)

開かれたら、ウィンドウの上の方にある「タイプセット」ボタンをクリックしてください。(メニューバーの「タイプセット」をクリックして「タイプセット」をクリックしても同じです。)

暗号文のようなものが書かれた小さなウィンドウはエラーの有無などを表示しています。(閉じても問題ありませんが、タイプセットのたびに開きます。)印刷用の文書が表示されて、日本語、数式が正しく表示されていれば成功です。おめでとうございます。

5. テストの後片付け

ここではテストによって生じた作業用ファイルを消去します。「test.tex」があるフォルダを開いてください。(初期設定のままお使いの方は、ドックの「ダウンロード」をクリックして、丸まった矢印形の「Finderで開く」をクリックしてください。)

フォルダには先ほどまでは無かったファイル「test.log」、「test.aux」、「test.dvi」、「test.pdf」があると思います。これらのファイルはタイプセットにより自動的に生成されるファイルで、整形されたファイルが「test.pdf」です。これらのファイルは削除しても構いません。「test.pdf」はTeXが入っていないパソコンでも開くことができるので、必要なときがあるかもしれません。(タイプセットすれば何度でも生成できますので普段は必要ありません。)

6. TeXの使い方

これでLionへのTeXのインストールが完了しました。このページに続く「TeXの使い方」では、ここまでに整えたTeX環境に合わせた形で文書の作成・印刷方法を解説しています。ぜひご覧ください。

7. 製作者・連絡先

Ball Installation Assistantは、展開する前のディスクイメージ(.dmgファイル)の状態でのみ、無料での再配布を了承します。有料での再配布あるいは展開後の再配布は原則として認められません。

Ball Installation Assistantの製作者は、「Drag & Drop UpTeX」を作成・配布された小川 弘和 さん、Richard Koch さんをはじめとするTeXShop開発者の方々、Michael O. McCracken さんをはじめとするBibDesk開発者の方々に深く感謝します。

8. 関連サイト一覧

Ball-RW「Ball Installation Assistantオンラインヘルプ
Ball Installation Assistantの詳しい使い方、各種の機能を紹介しています。

小川 弘和「JIS X0212 Characters for pTeX
Ball Installation Assistantがインストールするアプリケーション「Drag & Drop UpTeX」の配布元です。

Richard Koch「TeXShop
Ball Installation Assistantがインストールするアプリケーション「TeXShop」の開発元です。

sourceforge.net「BibDesk
Ball Installation Assistantがインストールするアプリケーション「BibDesk」の開発元です。

9. 更新履歴

2011年7月26日、ページ作成。
2011年7月30日、「3. ソフトウェア」の間違いを修正。
2011年7月30日、ハッシュタグ「#BallTeX」の導入。
2011年8月10日、ページ全体を修正。
2011年8月16日、Ball Typesetting System バージョン0.93に対応。
2011年8月19日、Ball Typesetting System バージョン0.94に対応。
2011年10月11日、Ball Typesetting System バージョン0.95に対応。
2012年10月7日、Ball Installation Assistant バージョン0.0に対応。
2012年10月7日、Ball Installation Assistant バージョン0.1に対応。
2012年10月12日、Ball Installation Assistant バージョン0.2に対応。

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